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更田 豊志; 永瀬 文久; 中村 武彦; 笹島 栄夫; 上塚 寛
NUREG/CP-0169, p.341 - 354, 1999/10
原研が行っている高燃焼度軽水炉燃料を対象とした事故時燃料挙動研究について、最新の成果を発表する。反応度事故(RIA)研究としては、NSRRにおけるPWR燃料(~50MWd/kgU)、BWR燃料(~56MWd/kgU)及びATR/MOX(20MWd/kgHM)を用いたパルス照射実験の結果を示すとともに、燃料ペレット/被覆管機械的相互作用(PCMI)による被覆管破損、FPガス放出などについて論じる。一方、冷却材喪失事故(LOCA)研究としては、現在進めているクエンチ試験、水蒸気雰囲気における被覆管酸化試験などについて計画の全体像を示すとともに、これまでに得られた被覆管酸化試験の結果を示す。さらに、反応度事故、冷却材喪失事故双方に関して重要な被覆管機械特性試験として、内圧バースト試験及び改良リング引張試験の結果を報告する。